「医薬部外品とか薬用の歯磨き粉って何がすごいの?」
「歯磨き粉は毎日使うものだから、きちんと効果のあるものを使いたい」
と、歯磨き粉選びでお悩みのあなた!
そんな美意識が高いあなたのために、1000以上の商品開発に携わった、元化粧品研究員メーカーの筆者が、「歯磨き粉の医薬品、医薬部外品、薬用、化粧品の違い」について、徹底解説します。
「説明はいらないから、効果が高くてコスパの良い歯磨き粉を買いたい!」という行動派のあなたは、医薬部外品の歯磨き粉をチェック!
歯磨き粉の「医薬品」「医薬部外品」「薬用」「化粧品」の違いとは?
一口に歯磨き粉と言っても、薬機法という法律によって「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」という3つの種類に分けられるのをご存知ですか?
様々な違いをまとめてみました。
医薬品 | 医薬部外品 =薬用 | 化粧品 | |
効果 | ◎ | ◯ | △ |
副作用 | × | ◯ | ◯ |
価格 | × | △ | ◯ |
買いやすさ | × | ◯ | ◯ |
表示 | 第◯類医薬品 | 医薬部外品 or 薬用 | なし |
「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」それぞれのメリット/デメリットを正しく理解した上で、自分にぴったりの歯磨き粉を選びたいですね。
それぞれについて解説していきます!
歯磨き粉の「医薬品」とは
「歯磨き粉に医薬品なんてあるんだ!?」と驚くのも無理はありませんね。
ですが、歯周病や虫歯はれっきとした病気です。
それぞれの病気に対応したものが「医薬品」です。
「医薬品」の歯磨き粉のメリット
医薬品の歯磨き粉を使うメリットについてまとめました。
「効果が確実にある」ことが、医薬品の唯一にして無二のメリットです。
「医薬品」の歯磨き粉のデメリット
医薬品の歯磨き粉のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
「効果が確実にある」というメリットの裏返しで、医薬品にはデメリットも多くあります。
効果を最優先しているため、副作用や値段、買う場所に制限があるのが医薬品です。
歯磨き粉の「医薬部外品」「薬用」とは
医薬部外品の歯磨き粉は、「医薬品と化粧品の間にある商品」のことで、下記の効果/効能があります。
また、医薬部外品の歯磨き粉には、「薬用」と表記されていることがありますが、同じ意味ですのでご安心を。
パッケージのどこかに「医薬部外品」もしくは「薬用」と書いてあるので、見分けやすいです。
「医薬部外品(薬用)」の歯磨き粉を使うメリット
医薬部外品の歯磨き粉のメリットについてまとめました。
医薬品には劣りますが、医薬部外品もきちんとした効果があるのが特徴です。
また、医薬品と異なり、副作用がないのが最大のメリットといえるでしょう。
医薬品と違って医師や薬剤師への相談なしに買えるので、どこでもお手軽にゲットできるのも良い点です。
「医薬部外品(薬用)」の歯磨き粉を使うデメリット
医薬部外品の歯磨き粉のデメリットをまとめました。
デメリットが少ない医薬部外品ですが、一つ挙げるとすれば「値段が高い」です。
医薬品に比べれば手頃な価格ですが、化粧品と比較すると値段が高いものが多いのは事実です。
効果と値段のバランスを見て、あなたに合った歯磨き粉を選んでくださいね。
「医薬部外品(薬用)歯磨き粉」の有効成分一覧
医薬部外品の特徴として、「効果の根拠となる成分を配合する」ことが義務付けられています。
「毎日使うものだから、成分もしっかり調べたい!」という熱心なあなたのために、それぞれの効果にどのような成分があるのか、リスト化しました。
とても長いので、興味のない方は飛ばして次の解説に行ってください!
歯磨き粉の「化粧品」とは
化粧品というと、スキンケアやヘアケアやメイクのイメージが強いかもしれませんが、歯磨き粉にも化粧品カテゴリの商品は存在します。
ざっくりいうと、「効果が弱めな代わりに、お安く作った」商品になります。
とはいえ、全く効果がないわけではなく、下記の効果が認められています。
一見、医薬部外品の効果と似ていますが、化粧品の方が効果が緩やかなのが特徴です。
ちなみに、「ブラッシング効果による」「歯磨き類の効果」という表記に注意してくださいね。
ざっくりいうと、「歯磨きをすれば、どんな歯磨き粉でもこの効果はあるよね」という意味なんです。
つまり、化粧品カテゴリの歯磨き粉で、「他の歯磨き粉よりもこんなに効果があります!」という広告は誇大広告なので、気をつけた方が良いですね。
「化粧品」の歯磨き粉を使うメリット
化粧品の歯磨き粉のメリットをまとめました。
「値段が安く」「どこでも買える」ことが、化粧品の歯磨き粉を使うメリットです。
医薬部外品と違って、有効成分が入っているわけではないので、値段はお求めやすくなっています。
売っている場所も医薬部外品以上に豊富で、スーパー、コンビニ、ホームセンターなど、どこでも買えるのもメリットの一つです。
「化粧品」の歯磨き粉を使うメリット
化粧品の歯磨き粉のデメリットをまとめました。
化粧品のデメリットは、何と言っても「効果が弱い」ということです。
言い換えればマイルドな設計になっているので、刺激に弱い方は化粧品をチョイスするのも良いと思います。
「医薬部外品」「薬用」の歯磨き粉おすすめ3選
国から認められた効果があり、副作用もなく安心して使える医薬部外品(薬用)の歯磨き粉。
1000以上の商品開発に携わった、元化粧品メーカー研究員の筆者が厳選して3つおすすめします!
【「医薬部外品」「薬用」の歯磨き粉おすすめ1】ビースマイル
ビースマイルは歯のホワイトニングができる医薬部外品の歯磨き粉です。
「専門歯科の治療と比較すると圧倒的にコスパが高く、歯の本来の白さを取り戻せる」と好評で大人気のホワイトニングジェルです。
コーヒー、紅茶、ワインなどが好きで、ステインが気になるあなたは要チェックです!
下記の記事で「ビースマイル」についてさらに詳しく解説しています。
【「医薬部外品」「薬用」の歯磨き粉おすすめ2】オーラクリスター・ゼロ
オーラクリスター・ゼロはスプレータイプの医薬部外品歯磨き粉です。
口臭対策に特化していて、お口の中の菌を99.99%殺菌して、爽やかな口臭にしてくれます。
口臭ケア以外にも歯周炎/歯肉炎/虫歯の予防もできるマルチなアイテムです。
【「医薬部外品」「薬用」の歯磨き粉おすすめ3】薬用パールホワイトプロEXプラス
薬用パールホワイトプロEXプラスは、製薬会社と共同開発した、歯の美白ジェルです。
口コミサイトの@コスメで堂々の1位を獲得した、実力派のホワイトニングアイテムになります。
インスタグラムや雑誌などでも取り上げられて、話題沸騰中のアイテムです。
歯のホワイトニングを本気で考えるなら、要チェックです!
下記の記事で「薬用パールホワイト@プロEXプラス」についてさらに詳しく解説しています。