エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の特性について解説していきます。
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の基本特性
- 名称: エルビウム
- 元素記号: Er
- 原子番号: 68
- 分類: ランタノイド
- 族/周期/ブロック: 3/6/f
- 原子量: 167.259
- 電子配置: [Xe] 4f12 6s2
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 9.066 g/cm3
- 融点: 1802 K, 1529 °C, 2784 °F
- 沸点: 3141 K, 2868 °C, 5194 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 19.90 kJ/mol
- 蒸発熱: 280 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 28.12 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (1504 K), 10 Pa (1663 K), 100 Pa (1885 K), 1kPa (2163 K), 10kPa (2552 K),100kPa (3132 K)
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の原子特性
- 酸化数: +3 (弱塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 1.24(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 589.3 kJ/mol 2nd: 1150 kJ/mol / 3rd: 2194 kJ/mol
- 原子半径: 176 pm
- 共有結合半径: 189 ± 6 pm
- ファンデルワールス半径: 不明
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)のその他の特性
- 結晶構造: 六方晶
- 磁性: 常磁性
- CAS登録番号: 7440-52-0
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の主な同位体
160Er 天然存在比不明
162Er 0.139 %
164Er 1.601 %
165Er 天然存在比不明
166Er 33.503 %
167Er 22.869 %
168Er 26.978 %
169Er 天然存在比不明
170Er 14.910 %
171Er 天然存在比不明
172Er 天然存在比不明
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の発見者
エルビウムはカール・グスタフ・モサンデールによって1843年に発見されました。
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の命名の由来・語源
エルビウムの語源は、発見地であるスウェーデンの年イッテルビーYtterbyに由来して命名されました。
エルビウム(元素記号Er,原子番号68)の用途
エルビウムの用途は、ガラスの着色剤や光ファイバーの添加剤に活用されています。
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