コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の特性について解説していきます。
超ウラン元素であり、天然界には存在しない人工元素のため、まだまだ不明な特性が多いです。
特殊な実験でしか合成できないため、物理特性のほとんどは、計算上の推定値になります。
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の基本特性
- 名称: コペルニシウム
- 元素記号: Cn
- 原子番号: 112
- 分類: ポスト遷移金属
- 族/周期/ブロック: 12/7/p
- 原子量: 285
- 電子配置: [Rn] 5f14 6d10 7s2(推定)
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の物理特性
- 色: 不明
- 相: 不明
- 密度: 不明
- 融点: 不明
- 沸点: 不明
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 不明
- 蒸発熱: 不明
- 熱容量: 不明
- 蒸気圧: 不明
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の原子特性
- 酸化数: +2,+4
- 電気陰性度: 不明
- イオン化エネルギー: 不明
- 共有結合半径: 不明
- ファンデルワールス半径: 不明
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)のその他の特性
- 結晶構造: 不明
- 磁性: 不明
- 熱伝導率: 不明
- 音の伝わる速さ: 不明
- CAS登録番号: 54084-26-3
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の主な同位体
277Cn 天然存在比不明
281Cn 天然存在比不明
282Cn 天然存在比不明
283Cn 天然存在比不明
284Cn 天然存在比不明
285Cn 天然存在比不明
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の発見者
コペルシウムは、1996年にドイツのダルムシュタットに所在する重イオン研究所によって発見されました。
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の命名の由来・語源
発見者であるドイツの重イオン研究所は、「私たちの世界観を変えた傑出した科学者」として尊敬の念を表すためにコペルニクスの名前にちなんで命名しました。
アメリカ/日本/ロシアが発見した重ウラン元素は発見した人名や研究所の所在する地名にちなんで命名されている元素記号が多いのに対して、ドイツでは歴史上の科学者の名前から命名する、という違いがあって、お国柄が対照的で面白いですね。
コペルニシウム(元素記号Cn,原子番号112)の用途
コペルシウムは人工的に合成された元素であり、研究用途以外の用途は今の所ない。
さらに元素記号や周期表を勉強したいあなたへ
高校受験→大学受験→大学(学部)→大学院(研究室)レベルまで、4段階に分けて詳しく解説していきます。
どこから始めたら良いかわからない人へ【入門者レベル】
元素記号について東大生が詳しく解説! ~周期表の覚え方や元素記号の分類、詳細情報まで~
まずは周期表を理解して、元素記号を覚えよう【高校受験レベル】
新しい元素記号を覚えて、周期表を拡張せよ【大学受験レベル】
研究用途で利用される元素記号を学べ【大学レベル】
これであなたも周期表と元素記号マスターですね!