ヒ素(元素記号As,原子番号33)の特性について解説していきます。

 

ヒ素(元素記号As,原子番号33)の基本特性

• 名称: ヒ素
• 元素記号: As
• 原子番号: 33
• 分類: 半金属
• 族/周期/ブロック: 15/4/p
• 原子量: 74.92160
• 電子配置: [Ar] 3d¹⁰ 4s² 4p³

 

ヒ素(元素記号As,原子番号33)の物理特性

• 色: 金属色または黄色
• 相: 固体
• 密度: 灰色セレン）4.81 g/cm³ / （αセレン）4.39 g/cm³ / （ガラス状セレン）4.28 g/cm³
• 融点: na
• 沸点: na
• 昇華点: 887 K, 615 °C, 1137 °F
• 三重点: 1090 K (817°C), 3628 kPa
• 臨界点: 1673 K, ? MPa
• 融解熱: （灰色ヒ素）24.44 kJ/mol
• 蒸発熱: 34.76 kJ/mol
• 熱容量: (25 °C) 24.64 J/(mol·K)

• 蒸気圧: 1Pa (553 K), 10 Pa (596 K), 100 Pa (646 K), 1kPa (706 K), 10kPa (781 K),100kPa (874 K)

 

ヒ素(元素記号As,原子番号33)の原子特性

• 酸化数: -3, +1, +2, +3, +5 (弱酸性酸化物)
• 電気陰性度: 2.18（ポーリングの値）
• イオン化エネルギー: 1st: 947.0 kJ/mol 2nd: 1798 kJ/mol / 3rd: 2735 kJ/mol
• 原子半径: 119 pm
• 共有結合半径: 119 ± 4 pm
• ファンデルワールス半径: 185 pm

 

ヒ素(元素記号As,原子番号33)のその他の特性

• 結晶構造: 三方晶系
• 磁性: 反磁性
• CAS登録番号: 7440-38-2

 

ヒ素(元素記号As,原子番号33)の主な同位体

⁷³As 天然存在比不明

⁷⁴As 天然存在比不明

⁷⁵As 100 %

ヒ素(元素記号As,原子番号33)の発見者

ヒ素はアルベルトゥス・マグヌスによって13世紀ごろに発見されました。

ヒ素(元素記号As,原子番号33)の命名の由来･語源

ヒ素の元素名Arsenicの語源は、黄色の顔料を意味するギリシャ語arsenikonに由来して命名されました。

ヒ素(元素記号As,原子番号33)の用途

ヒ素の用途は、毒性が強いために農薬や木材の防腐に活用されています。

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