ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の特性について解説していきます。
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の基本特性
- 名称: ラジウム
- 元素記号: Ra
- 原子番号: 88
- 分類: アルカリ土類金属
- 族/周期/ブロック: 2/7/s
- 原子量: 226
- 電子配置: [Rn] 7s2
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 5.5 g/cm3
- 融点: 973 K, 700 °C, 1292 °F
- 沸点: 2010 K, 1737 °C, 3159 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 8.5 kJ/mol
- 蒸発熱: 113 kJ/mol
- 熱容量: 1Pa (819 K), 10 Pa (906 K), 100 Pa (1037 K), 1kPa (1209 K), 10kPa (1446 K),100kPa (1799 K)
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の原子特性
- 酸化数: +2 (強塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 0.9(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 509.3 kJ/mol / 2nd: 979.0 kJ/mol
- 共有結合半径: 221 ± 2 pm
- ファンデルワールス半径: 283 pm
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)のその他の特性
- 結晶構造: 体心立方
- 磁性: 反磁性
- CAS登録番号: 7440-14-4
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の主な同位体
223Ra trace
224Ra trace
226Ra ほぼ100%
228Ra trace
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の発見者
ラジウムはキュリー夫妻によって1898年に発見されました。
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の命名の由来・語源
ラジウムの語源は、ラテン語で放射を意味するradiusに由来して命名されました。
ラジウム(元素記号Ra,原子番号88)の用途
ラジウムの用途は、過去には放射線源や夜光塗料に使われていました。
現在は発癌性の観点から使用を禁止しており、工業的に利用はされていません。
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