ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の特性について解説していきます。
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の基本特性
- 名称: ルテチウム
- 元素記号: Lu
- 原子番号: 71
- 分類: ランタノイド
- 族/周期/ブロック: 3/6/f
- 原子量: 178.49
- 電子配置: [Xe] 4f14 5d1 6s2
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 9.841 g/cm3
- 融点: 1925 K, 1652 °C, 3006 °F
- 沸点: 3675 K, 3402 °C, 6156 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 22 kJ/mol
- 蒸発熱: 414 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 26.86 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (1906 K), 10 Pa (2103 K), 100 Pa (2346 K), 1kPa (2653 K), 10kPa (3072 K),100kPa (3663 K)
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の原子特性
- 酸化数: +3 (弱塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 1.27(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 523.5 kJ/mol 2nd: 1340 kJ/mol / 3rd: 2022.3 kJ/mol
- 原子半径: 174 pm
- 共有結合半径: 170 ± 8 pm
- ファンデルワールス半径: 不明
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)のその他の特性
- 結晶構造: 六方晶系
- 磁性: 常磁性
- CAS登録番号: 7439-94-3
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の主な同位体
173Lu 天然存在比不明
174Lu 天然存在比不明
175Lu 97.41 %
176Lu 2.59 %
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の発見者
ルテチウムはカール・ヴェルスバッハによって1905年に発見されました。
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の命名の由来・語源
ルテチウムの語源は、パリの古名でラテン語のルテティアLutetiaに由来して命名されました。
ルテチウム(元素記号Lu,原子番号71)の用途
ルテチウムの用途は、研究用途に限られて活用されています。
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