酸素(元素記号O,原子番号8)の特性について解説していきます。
酸素(元素記号O,原子番号8)の基本特性
- 名称: 酸素
- 元素記号: O
- 原子番号: 8
- 分類: 非金属, カルコゲン
- 族/周期/ブロック: 16/2/p
- 原子量: 15.9994
- 電子配置: 1s2 2s2 2p4
酸素(元素記号O,原子番号8)の物理特性
- 色: 無色
- 相: 気体
- 密度: (0 °C, 101.325 kPa) 1.429 g/L
- 融点: 54.8 K, −218.4 °C, −361.82 °F
- 沸点: 90.2 K, −182.96 °C, −297.31 °F
- 臨界点: 154.59 K, 5.043 MPa
- 融解熱: (O2) 0.444 kJ/mol
- 蒸発熱: (O2) 6.82 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) (O2) 29.378 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1 kPa (61 K) / 10 kPa (73 K) / 100 kPa (90 K)
酸素(元素記号O,原子番号8)の原子特性
- 酸化数: 2, 1, −1, −2
- 電気陰性度: 3.44 （ポーリングの値）
- イオン化エネルギー: 1st: 1313.9 kJ/mol 2nd: 3388.3 kJ/mol 3rd: 5300.5 kJ/mol
- 共有結合半径: 66±2 pm
- ファンデルワールス半径: 152 pm
酸素(元素記号O,原子番号8)のその他の特性
- 結晶構造: 立方晶系
- 磁性: 反磁性
- 熱伝導率: (300 K) 26.58 × 10−3 W/(m·K)
- 音の伝わる速さ: （気体、27 °C） 330 m/s
- CAS登録番号: 7782-44-7
酸素(元素記号O,原子番号8)の主な同位体
16O 99.76%
17O 0.039%
18O 0.201%
酸素(元素記号O,原子番号8)の発見者
酸素はイギリスの科学者ジョゼフ・プリーストリーによって1774年に発見されました。
酸素(元素記号O,原子番号8)の命名の由来･語源
酸素の語源は、ギリシャ語で「酸を生むもの」を意味するoxys(酸)+genen(生む)が由来で命名されました。
当時、酸性物質は酸素から発生すると信じられていたからです。
酸素(元素記号O,原子番号8)の用途
酸素の用途は、酸化剤や助燃剤などに活用されています。
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