ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の特性について解説していきます。
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の基本特性
- 名称: ネオジム
- 元素記号: Nd
- 原子番号: 60
- 分類: ランタノイド
- 族/周期/ブロック: 3/6/f
- 原子量: 144.242
- 電子配置: [Xe] 4f4 6s2
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 7.01 g/cm3
- 融点: 1297 K, 1024 °C, 1875 °F
- 沸点: 3347 K, 3074 °C, 5565 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 7.14 kJ/mol
- 蒸発熱: 289 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 27.45 J/(mol·K)
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の原子特性
- 酸化数: +2, +3 (弱塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 1.14(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 533.1 kJ/mol 2nd: 1040 kJ/mol / 3rd: 2130 kJ/mol
- 原子半径: 181 pm
- 共有結合半径: 201 ± 6 pm
- ファンデルワールス半径: 不明
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)のその他の特性
- 結晶構造: 六方晶
- 磁性: 常磁性、反強磁性 (< 20 K)
- CAS登録番号: 7440-00-8
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の主な同位体
142Nd 27.2 %
143Nd 12.2 %
144Nd 23.8 %
145Nd 8.3 %
146Nd 17.2 %
148Nd 5.7 %
150Nd 5.6 %
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の発見者
ネオジムはカール・ヴェルスバッハによって1885年に発見されました。
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の命名の由来・語源
ネオジムの語源は、「新しい」を意味するラテン語のneosと「双子」を意味するギリシャ語didymosに由来して命名されました。
ネオジム(元素記号Nd,原子番号60)の用途
ネオジムの用途は、主に永久磁石に活用されています。
さらに元素記号や周期表を勉強したいあなたへ
高校受験→大学受験→大学(学部)→大学院(研究室)レベルまで、4段階に分けて詳しく解説していきます。
どこから始めたら良いかわからない人へ【入門者レベル】
元素記号について東大生が詳しく解説! ~周期表の覚え方や元素記号の分類、詳細情報まで~
まずは周期表を理解して、元素記号を覚えよう【高校受験レベル】
新しい元素記号を覚えて、周期表を拡張せよ【大学受験レベル】
研究用途で利用される元素記号を学べ【大学レベル】
これであなたも周期表と元素記号マスターですね!