マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の特性について解説していきます。

 

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の基本特性

• 名称: マグネシウム
• 元素記号: Mg
• 原子番号: 12
• 分類: 卑金属
• 族/周期/ブロック: 2/3/s
• 原子量: 24.3050
• 電子配置: [Ne] 3s²

 

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の物理特性

• 色: 銀白色
• 相: 固体
• 密度: (r.t.) 1.738 g/cm³
• 融点での液体密度: 1.584 g/cm³
• 融点: 923 K, 650 °C, 1202 °F
• 沸点: 1363 K, 1091 °C, 1994 °F
• 融解熱: 8.48 kJ/mol
• 蒸発熱: 128 kJ/mol
• 熱容量: (25 °C) 24.869 J/(mol·K)
• 蒸気圧: 1 Pa (701 K) / 10 Pa (773 K) / 100 Pa (861 K) / 1 kPa (971 K) / 10 kPa (1132 K) / 100 kPa (1361 K)

 

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の原子特性

• 酸化数: 2, 1 (強塩基性酸化物)
• 電気陰性度: 1.31 （ポーリングの値）
• イオン化エネルギー: 1st: 737.7 kJ/mol 2nd: 1450.7 kJ/mol 3rd: 7732.7 kJ/mol
• 原子半径: 160 pm
• 共有結合半径: 141±7 pm
• ファンデルワールス半径: 173 pm

 

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)のその他の特性

• 結晶構造: 六方晶系
• 磁性: 常磁性
• 電気抵抗率: (20 °C) 43.9 nΩ·m
• 熱伝導率: (300 K) 156 W/(m·K)
• 熱膨張率: (25 °C) 24.8 µm/(m·K)
• 音の伝わる速さ: (r.t.) (annealed) 4940 m/s
• CAS登録番号: 7439-95-4

 

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の主な同位体

²⁴Mg 78.99%
²⁵Mg 10%
²⁶Mg 11.01%

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の発見者

マグネシウムはスウェーデンの科学者ハンフリー・デービーによって発見されました。

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の命名の由来･語源

マグネシウムの語源は、産地であるギリシャのmagnesiaが由来で命名されました。

マグネシウム(元素記号Mg,原子番号12)の用途

マグネシウムの用途は、合金、ガラス、電離、有機合成試薬、食品、肥料などに活用されています。

さらに元素記号や周期表を勉強したいあなたへ

高校受験→大学受験→大学(学部)→大学院(研究室)レベルまで、4段階に分けて詳しく解説していきます。

どこから始めたら良いかわからない人へ【入門者レベル】

元素記号について東大生が詳しく解説! ~周期表の覚え方や元素記号の分類、詳細情報まで~

周期表/元素記号の歴史と語源･命名の由来に関する雑学

元素記号や周期表モチーフのグッズをまとめてみた

まずは周期表を理解して、元素記号を覚えよう【高校受験レベル】

元素記号と周期表を暗記法･語呂合わせの覚え方を解説

元素周期表の元素記号を周期ごとに分類して解説

元素周期表の元素記号を族ごとに分類して解説

新しい元素記号を覚えて、周期表を拡張せよ【大学受験レベル】

常温での状態(気体･液体･固体)で元素記号を分類

金属元素に分類される元素記号をまとめて解説

典型元素に分類される元素記号を解説

周期表/元素記号の関連化学用語をまとめて解説

研究用途で利用される元素記号を学べ【大学レベル】

様々な化合物を構成する周期表の元素記号

ランタノイドとアクチノイドに分類される元素記号について解説

自然界には存在しない人工元素に分類される元素記号を解説    

これであなたも周期表と元素記号マスターですね!