水素(元素記号H,原子番号1)の特性について解説していきます。
水素(元素記号H,原子番号1)の基本特性
- 名称: 水素
- 元素記号: H
- 原子番号: 1
- 分類: 非金属
- 族/周期/ブロック: 1/1/s
- 原子量: 1.00794
- 電子配置: 1S1
水素(元素記号H,原子番号1)の物理特性
- 色: 無色
- 相: 気体
- 密度: (0 °C, 101.325 kPa) 0.08988 g/L
- 融点: 14.01 K, −259.14 °C, −434.45 °F
- 沸点: 20.28 K, −252.87 °C, −423.17 °F
- 三重点: 13.8033 K (-259°C), 7.042 kPa
- 臨界点: 32.97 K, 1.293 MPa
- 融解熱: (H2) 0.117 kJ/mol
- 蒸発熱: (H2) 0.904 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) (H2) 28.836 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 10 kPa (15 K) / 100 kPa (20 K)
水素(元素記号H,原子番号1)の原子特性
- 酸化数: 1,-1 (両性酸化物)
- 電気陰性度: 2.20 (ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 1312.0 kJ/mol
- 共有結合半径: 31±5 pm
- ファンデルワールス半径: 120 pm
水素(元素記号H,原子番号1)のその他の特性
- 結晶構造: 立方晶系
- 磁性: 反磁性
- 熱伝導率: (300 K) 0.1805 W/(m·K)
- 音の伝わる速さ: (gas, 27 °C) 1310 m/s
- CAS登録番号: 12385-13-6 (H), 1333-74-0 (H2)
水素(元素記号H,原子番号1)の主な同位体
1H 99.985%
2H 0.015%
3H trace
水素(元素記号H,原子番号1)の発見者
水素はアイルランドの科学者ロバート・ボイルによって1783年に発見されました。
水素(元素記号H,原子番号1)の命名の由来・語源
水素の語源は、ギリシャ語で「水を生むもの」を意味するhydor(水)+genen(生む)が由来で命名されました。
水素(元素記号H,原子番号1)の用途
水素の用途は、アンモニアの原料、還元剤、燃料、食品添加物などに活用されています。
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