臭素(元素記号Br,原子番号35)の特性について解説していきます。
臭素(元素記号Br,原子番号35)の基本特性
- 名称: 臭素
- 元素記号: Br
- 原子番号: 35
- 分類: ハロゲン
- 族/周期/ブロック: 17/4/p
- 原子量: 79.904
- 電子配置: [Ar] 3d10 4s2 4p5
臭素(元素記号Br,原子番号35)の物理特性
- 色: 赤褐色
- 相: 液体
- 密度: 3.1028 g/cm3
- 融点: 265.8 K, -7.2 °C, 19 °F
- 沸点: 332.0 K, 58.8 °C, 137.8 °F
- 三重点: na
- 臨界点: 588 K, 10.34 MPa
- 融解熱: 10.571 kJ/mol
- 蒸発熱: 29.96 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) (Br2) 75.69 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (185 K), 10 Pa (201 K), 100 Pa (220 K), 1kPa (244 K), 10kPa (276 K),100kPa (332 K)
臭素(元素記号Br,原子番号35)の原子特性
- 酸化数: -1, +1, +3, +4, +5, +7 (強酸性酸化物)
- 電気陰性度: 2.96(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 1139.9 kJ/mol 2nd: 2103 kJ/mol / 3rd: 3470 kJ/mol
- 原子半径: 120 pm
- 共有結合半径: 120 ± 3 pm
- ファンデルワールス半径: 185 pm
臭素(元素記号Br,原子番号35)のその他の特性
- 結晶構造: 斜方晶
- 磁性: 反磁性
- CAS登録番号: 7726-95-6
臭素(元素記号Br,原子番号35)の主な同位体
79Br 50.69 %
81Br 49.31 %
臭素(元素記号Br,原子番号35)の発見者
臭素はアントワーヌ・バラールによって1826年に発見されました。
臭素(元素記号Br,原子番号35)の命名の由来・語源
臭素の語源は、独特の匂いを有することから、ギリシャ語の悪臭を指すbromosに由来して命名されました。
臭素(元素記号Br,原子番号35)の用途
臭素の用途は、染料や化学反応剤、写真の感光剤などに活用されています。
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