セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の特性について解説していきます。
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の基本特性
- 名称: セシウム
- 元素記号: Cs
- 原子番号: 55
- 分類: アルカリ金属
- 族/周期/ブロック: 1/6/s
- 原子量: 132.9054519
- 電子配置: [Xe] 6s2
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 1.93 g/cm3
- 融点: 301.59 K, 28.44 °C, 83.19 °F
- 沸点: 944 K, 671 °C, 1240 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: 1938 K, 9.4 MPa
- 融解熱: 2.09 kJ/mol
- 蒸発熱: 63.9 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 32.210 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (418 K), 10 Pa (469 K), 100 Pa (534 K), 1kPa (623 K), 10kPa (750 K),100kPa (940 K)
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の原子特性
- 酸化数: +1 (強塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 0.79(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 375.7 kJ/mol 2nd: 2234.3 kJ/mol / 3rd: 3400 kJ/mol
- 原子半径: 265 pm
- 共有結合半径: 244 ± 11 pm
- ファンデルワールス半径: 343 pm
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)のその他の特性
- 結晶構造: 体心立方
- 磁性: 常磁性
- CAS登録番号: 7440-46-2
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の主な同位体
133Cs 100 %
134Cs 天然存在比不明
135Cs trace
137Cs trace
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の発見者
セシウムはグスタフ・キルヒホフとロベルト・ヴィルヘルム・ブンゼンによって発見されました。
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の命名の由来・語源
セシウムの語源は、発光スペクトルが青色を呈することから、青色を意味するラテン語の単語caesiusに由来して命名されました。
セシウム(元素記号Cs,原子番号55)の用途
セシウムの用途は、石油採掘の掘削潤滑剤や、原子時計に活用されています。
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