バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の特性について解説していきます。
超ウラン元素であり、天然界には存在しない人工元素のため、まだまだ不明な特性が多いです。
特殊な実験でしか合成できないため、物理特性のほとんどは、計算上の推定値になります。
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の基本特性
- 名称: バークリウム
- 元素記号: Bk
- 原子番号: 97
- 分類: アクチノイド
- 族/周期/ブロック: 3/7/f
- 原子量: 247
- 電子配置: [Rn] 5f9 7s2
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 14.78 g/cm3
- 融点: 1259 K, 986 °C, 1807 °F
- 沸点: 不明
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 不明
- 蒸発熱: 不明
- 熱容量: 不明
- 蒸気圧: 不明
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の原子特性
- 酸化数: +3, +4
- 電気陰性度: 1.3(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 601 kJ/mol
- 共有結合半径: 不明
- 原子半径: 170 pm
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)のその他の特性
- 結晶構造: 六方最密充填
- 磁性: 常磁性
- 熱伝導率: (300 K) 10 W/(m·K)
- 音の伝わる速さ: 不明
- CAS登録番号: 7440-40-6
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の主な同位体
245Bk 天然存在比不明
246Bk 天然存在比不明
247Bk 天然存在比不明
248Bk 天然存在比不明
249Bk 天然存在比不明
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の発見者
バークリウムはアメリカのカリフォルニア大学バークレー校のシーボーグらによって発見されました。
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の命名の由来・語源
バークリウムの語源は、発見された大学の所在地(バークレー)に由来して命名されました。
バークリウム(元素記号Bk,原子番号97)の用途
バークリウムは人工的に合成された元素であり、研究用途以外の用途は今の所ない。
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