ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の特性について解説していきます。
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の基本特性
- 名称: ヨウ素
- 元素記号: I
- 原子番号: 53
- 分類: ハロゲン
- 族/周期/ブロック: 17/5/p
- 原子量: 126.90447
- 電子配置: [Kr] 4d10 5s2 5p5
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の物理特性
- 色: 黒色
- 相: 固体
- 密度: 4.933 g/cm3
- 融点: 386.85 K, 113.7 °C, 236.66 °F
- 沸点: 457.4 K, 184.3 °C, 363.7 °F
- 三重点: 386.65 K (113°C), 12.1 kPa
- 臨界点: 819 K, 11.7 MPa
- 融解熱: 15.52 kJ/mol
- 蒸発熱: 41.57 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 54.44 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (260 K), 10 Pa (282 K), 100 Pa (309 K), 1kPa (342 K), 10kPa (381 K),100kPa (457 K)
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の原子特性
- 酸化数: -1. +1, +3, +5, +7 (弱酸性酸化物)
- 電気陰性度: 2.66(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 1008.4 kJ/mol 2nd: 1845.9 kJ/mol / 3rd: 3180 kJ/mol
- 原子半径: 140 pm
- 共有結合半径: 139 ± 3 pm
- ファンデルワールス半径: 198 pm
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)のその他の特性
- 結晶構造: 斜方晶
- 磁性: 反磁性
- CAS登録番号: 7553-56-2
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の主な同位体
123I 天然存在比不明
127I 100 %
129I trace
131I 天然存在比不明
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の発見者
ヨウ素はベルナール・クールトアによって1811年に発見されました。
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の命名の由来・語源
ヨウ素の語源は、紫色の期待が出ること方、ギリシャ語の紫を意味するiodetosに由来して命名されました。
ちなみに日本語のヨウ素の語源は、ドイツ語の「Jod(ヨード)」に由来しています。
ヨウ素(元素記号I,原子番号53)の用途
ヨウ素の用途は、化学分析(ヨウ素デンプン反応)や消毒薬、医薬品に活用されています。
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