銅(元素記号Cu,原子番号29)の特性について解説していきます。
銅(元素記号Cu,原子番号29)の基本特性
- 名称: 銅
- 元素記号: Cu
- 原子番号: 29
- 分類: 遷移金属
- 族/周期/ブロック: 12/4/d
- 原子量: 63.546
- 電子配置: [Ar] 3d10 4s!
銅(元素記号Cu,原子番号29)の物理特性
- 色: 赤橙色
- 相: 固体
- 密度: 8.94 g/cm3
- 融点: 1357.77 K, 1084.62 °C, 1984.32 °F
- 沸点: 2835 K, 2562 °C, 4643 °F
- 三重点: na
- 臨界点: na
- 融解熱: 13.26 kJ/mol
- 蒸発熱: 300.4 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 24.440 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (1509 K), 10 Pa (1661 K), 100 Pa (1850 K), 1kPa (2089 K), 10kPa (2404 K),100kPa (2834 K)
銅(元素記号Cu,原子番号29)の原子特性
- 酸化数: +1, +2, +3, +4 (弱塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 1.90(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 745.5 kJ/mol 2nd: 1957.9 kJ/mol / 3rd: 3555 kJ/mol
- 原子半径: 128 pm
- 共有結合半径: 132 ± 4 pm
- ファンデルワールス半径: 140 pm
銅(元素記号Cu,原子番号29)のその他の特性
- 結晶構造: 面心立方
- 磁性: 反磁性
- CAS登録番号: 7440-50-8
銅(元素記号Cu,原子番号29)の主な同位体
63Cu 69.15 %
65Cu 30.85 %
銅(元素記号Cu,原子番号29)の発見者
銅は紀元前から人類に活用されており、はっきりとした発見者はわかっていません。
銅(元素記号Cu,原子番号29)の命名の由来・語源
銅の元素記号Cuの語源は、ラテン語で銅を指すのcuprumが由来で命名されました。
このラテン語cuprumの語源は、cyprium aes(キプロスの真鍮)という単語で、キプロス島にフェニキアの銅採掘場があったことに由来しています。
銅(元素記号Cu,原子番号29)の用途
銅の用途は、電子機器の部品、放熱部品、建築材料、花火の着色剤などに活用されています。
さらに元素記号や周期表を勉強したいあなたへ
高校受験→大学受験→大学(学部)→大学院(研究室)レベルまで、4段階に分けて詳しく解説していきます。
どこから始めたら良いかわからない人へ【入門者レベル】
元素記号について東大生が詳しく解説! ~周期表の覚え方や元素記号の分類、詳細情報まで~
まずは周期表を理解して、元素記号を覚えよう【高校受験レベル】
新しい元素記号を覚えて、周期表を拡張せよ【大学受験レベル】
研究用途で利用される元素記号を学べ【大学レベル】
これであなたも周期表と元素記号マスターですね!