ウラン(元素記号U,原子番号92)の特性について解説していきます。
ウラン(元素記号U,原子番号92)の基本特性
- 名称: ウラン
- 元素記号: U
- 原子番号: 92
- 分類: アクチノイド
- 族/周期/ブロック: 3/7/f
- 原子量: 238.02891
- 電子配置: [Rn] 5f3 6d1 7s2
ウラン(元素記号U,原子番号92)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 19.1 g/cm3
- 融点: 1405.3 K, 1132.2 °C, 2070 °F
- 沸点: 4404 K, 4131 °C, 7468 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 9.14 kJ/mol
- 蒸発熱: 417.1 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 27.665 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (2325 K), 10 Pa (2564 K), 100 Pa (2859 K), 1kPa (3234 K), 10kPa (3727 K),100kPa (4402 K)
ウラン(元素記号U,原子番号92)の原子特性
- 酸化数: +3, +4, +5, +6 (両性酸化物)
- 電気陰性度: 1.38(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 597.6 kJ/mol / 2nd: 1420 kJ/mol
- 共有結合半径: 196 ± 7 pm
- 原子半径: 156 pm
- ファンデルワールス半径: 186 pm
ウラン(元素記号U,原子番号92)のその他の特性
- 結晶構造: 斜方晶系
- 磁性: 常磁性
- CAS登録番号: 7440-61-1
ウラン(元素記号U,原子番号92)の主な同位体
232U 天然存在比不明
233U 天然存在比不明
234U 0.0054 %
235U 0.7204 %
236U trace
238U 99.2742 %
ウラン(元素記号U,原子番号92)の発見者
ウランはドイツの科学者マルティン・ハイリンヒ・クラプロートが閃ウラン鉱のなかから1789年に発見しました。
ウラン(元素記号U,原子番号92)の命名の由来・語源
ウランの語源は、同時期に発見された太陽系の惑星である天王星(Uranus)を由来として命名されました。
ちなみに天王星の語源はローマ神話に登場する天の神ウーラノスを由来としています。
ウラン(元素記号U,原子番号92)の用途
ウランは核燃料としても知られ、核兵器にも使用されている。
他にも蛍光剤として使用することもあり、幅広い用途のある元素です。
さらに元素記号や周期表を勉強したいあなたへ
高校受験→大学受験→大学(学部)→大学院(研究室)レベルまで、4段階に分けて詳しく解説していきます。
どこから始めたら良いかわからない人へ【入門者レベル】
元素記号について東大生が詳しく解説! ~周期表の覚え方や元素記号の分類、詳細情報まで~
まずは周期表を理解して、元素記号を覚えよう【高校受験レベル】
新しい元素記号を覚えて、周期表を拡張せよ【大学受験レベル】
研究用途で利用される元素記号を学べ【大学レベル】
これであなたも周期表と元素記号マスターですね!