カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の特性について解説していきます。
超ウラン元素であり、天然界には存在しない人工元素のため、まだまだ不明な特性が多いです。
特殊な実験でしか合成できないため、物理特性のほとんどは、計算上の推定値になります。
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の基本特性
- 名称: カリホルニウム
- 元素記号: Cf
- 原子番号: 98
- 分類: アクチノイド
- 族/周期/ブロック: 3/7/f
- 原子量: 251
- 電子配置: [Rn] 5f10 7s2
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 15.1 g/cm3
- 融点: 1173 K, 900 °C, 1652 °F
- 沸点: 不明
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 不明
- 蒸発熱: 不明
- 熱容量: 不明
- 蒸気圧: 不明
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の原子特性
- 酸化数: +2, +3, +4
- 電気陰性度: 1.3(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 608 kJ/mol
- 共有結合半径: 不明
- ファンデルワールス半径: 不明
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)のその他の特性
- 結晶構造: 不明
- 磁性: 常磁性
- 熱伝導率: 不明
- 音の伝わる速さ: 不明
- CAS登録番号: 7440-71-3
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の主な同位体
248Cf 天然存在比不明
249Cf 天然存在比不明
250Cf 天然存在比不明
251Cf 天然存在比不明
252Cf 天然存在比不明
253Cf 天然存在比不明
254Cf 天然存在比不明
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の発見者
カリホルニウムはアメリカのカリフォルニア大学バークレー校のギオルソ、シーボーグらによって発見されました。
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の命名の由来・語源
カリホルニウムの語源は、発見した大学の所在地(カリフォルニア)に由来して命名されました。
カリホルニウム(元素記号Cf,原子番号98)の用途
カリホルニウムは人工的に合成された元素であり、ほとんどは研究用途で用いられます。
一部、原子炉の建設後の最初の中性子源として利用されることもあります。
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