ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の特性について解説

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の特性について解説していきます。

 

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の基本特性

• 名称: ストロンチウム
• 元素記号: Sr
• 原子番号: 38
• 分類: アルカリ土類金属
• 族/周期/ブロック: 2/5/s
• 原子量: 87.62
• 電子配置: [Kr] 5s²

 

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の物理特性

• 色: 銀白色
• 相: 固体
• 密度: 2.64 g/cm³
• 融点: 1050 K, 777 °C, 1431 °F
• 沸点: 1655 K, 1382 °C, 2520 °F
• 三重点: 不明
• 臨界点: 不明
• 融解熱: 7.43 kJ/mol
• 蒸発熱: 136.9 kJ/mol
• 熱容量: (25 °C) 26.4 J/(mol·K)

• 蒸気圧: 1Pa (796 K), 10 Pa (882 K), 100 Pa (990 K), 1kPa (1139 K), 10kPa (1345 K),100kPa (1646 K)

 

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の原子特性

• 酸化数: +1, +2 (強塩基性酸化物)
• 電気陰性度: 0.95（ポーリングの値）
• イオン化エネルギー: 1st: 549.5 kJ/mol 2nd: 1064.2 kJ/mol / 3rd: 4138 kJ/mol
• 原子半径: 215 pm
• 共有結合半径: 195 ± 10 pm
• ファンデルワールス半径: 249 pm

 

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)のその他の特性

• 結晶構造: 面心立方格子
• 磁性: 常磁性
• CAS登録番号: 7440-24-6

 

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の主な同位体

⁸²Sr 天然存在比不明

⁸³Sr 天然存在比不明

⁸⁴Sr 0.56 %

⁸⁵Sr 天然存在比不明

⁸⁶Sr 9.86 %

⁸⁷Sr 7.0 %

⁸⁸Sr 82.58 %

⁸⁹Sr 天然存在比不明

⁹⁰Sr trace

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の発見者

ストロンチウムはハンフリー・デービーによって1808年に発見されました。

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の命名の由来･語源

ストロンチウムの語源は、産出鉱石であるストロンティーアン石に由来して命名されました。

ストロンティーアン鉱石の語源は、産出地であるStrontianという地名に由来しています。

ストロンチウム(元素記号Sr,原子番号38)の用途

ストロンチウムの用途は、炎色反応が赤であるため、花火や発煙筒に活用されています。

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