パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の特性について解説していきます。
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の基本特性
- 名称: パラジウム
- 元素記号: Pd
- 原子番号: 46
- 分類: 遷移金属
- 族/周期/ブロック: 10/5/d
- 原子量: 106.42
- 電子配置: [Kr] 4d10
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 12.023 g/cm3
- 融点: 1828.05 K, 1554.9 °C, 2830.82 °F
- 沸点: 3236 K, 2963 °C, 5365 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: 不明
- 融解熱: 16.74 kJ/mol
- 蒸発熱: 362 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 25.98 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (1721 K), 10 Pa (1897 K), 100 Pa (2117 K), 1kPa (2395 K), 10kPa (2753 K),100kPa (3243 K)
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の原子特性
- 酸化数: 0, +1, +2, +4, +6 (塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 2.20(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 804.4 kJ/mol 2nd: 1870 kJ/mol / 3rd: 3177 kJ/mol
- 原子半径: 137 pm
- 共有結合半径: 139 ± 6 pm
- ファンデルワールス半径: 163 pm
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)のその他の特性
- 結晶構造: 面心立方
- 磁性: 常磁性
- CAS登録番号: 7440-05-3
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の主な同位体
100Pd 天然存在比不明
102Pd 1.02 %
103Pd 天然存在比不明
104Pd 11.14 %
105Pd 22.33 %
106Pd 27.33 %
107Pd trace
108Pd 26.46 %
110Pd 11.72 %
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の発見者
パラジウムはウイリアム・ウォラストンによって1803年に発見されました。
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の命名の由来・語源
パラジウムの語源は、同時期に発見された小惑星パラスpallasに由来して命名されました。
パラジウム(元素記号Pd,原子番号46)の用途
パラジウムの用途は、宝飾品や工業用の触媒に活用されています。
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