ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の特性について解説していきます。
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の基本特性
- 名称: ルビジウム
- 元素記号: Rb
- 原子番号: 37
- 分類: アルカリ金属
- 族/周期/ブロック: 1/5/s
- 原子量: 85.4678
- 電子配置: [Kr] 5s1
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の物理特性
- 色: 銀白色
- 相: 固体
- 密度: 1.532 g/cm3
- 融点: 312.46 K, 39.31 °C, 102.76 °F
- 沸点: 961 K, 688 °C, 1270 °F
- 三重点: 不明
- 臨界点: (推定)2093 K, 16 MPa
- 融解熱: 2.19 kJ/mol
- 蒸発熱: 75.77 kJ/mol
- 熱容量: (25 °C) 31.060 J/(mol·K)
- 蒸気圧: 1Pa (434 K), 10 Pa (486 K), 100 Pa (552 K), 1kPa (641 K), 10kPa (769 K),100kPa (958 K)
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の原子特性
- 酸化数: +1 (強塩基性酸化物)
- 電気陰性度: 0.82(ポーリングの値)
- イオン化エネルギー: 1st: 403 kJ/mol 2nd: 2632.1 kJ/mol / 3rd: 3859.4 kJ/mol
- 原子半径: 248 pm
- 共有結合半径: 220 ± 9 pm
- ファンデルワールス半径: 303 pm
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)のその他の特性
- 結晶構造: 体心立方
- 磁性: 常磁性
- CAS登録番号: 7440-17-7
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の主な同位体
83Rb 天然存在比不明
84Rb 天然存在比不明
85Rb 72.168 %
86Rb 天然存在比不明
87Rb 27.835 %
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の発見者
ルビジウムはロベルト・ブンゼンとグスタフ・キルヒホフによって1861年に発見されました。
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の命名の由来・語源
ルビジウムの語源は、発光スペクトルが赤色を示すことから、ラテン語で暗赤色を示すrubidusに由来して命名されました。
ルビジウム(元素記号Rb,原子番号37)の用途
ルビジウムの用途は、原子時計や花火の着色剤に活用されています。
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