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【周期表/元素記号】常温での状態(気体・液体・固体)で元素記号を分類

状態 気体 液体 固体 元素 記号 周期表 化学 原子

常温で気体、液体、固体の元素をそれぞれ分類して解説します。

【周期表/元素記号】常温で気体の元素記号

常温で単体が気体の状態を取るのは水素窒素酸素フッ素塩素、そして希ガスの元素です。

よく教科書や問題集にも出てくるので覚えている人も多いのでは?

種類が少ないので覚えやすいですね!

【周期表/元素記号】常温で液体の元素記号

常温で気体の元素は、気体よりも少なく、3種類です。

臭素水銀フランシウムのみですので、サクッと覚えちゃいましょう!

臭素を含むハロゲンの単体は2原子分子で、極性はありません。

つまり、分子間力(ファンデルワールス力)が、周期表の下に行くにつれて大きくなっていきます。

そのため結合が切れにくくなり、周期表の下に行くほど、常温の状態が気体→液体→固体と移っていくのです。

ちなみに、フッ素塩素は液体、臭素が液体、ヨウ素は固体です。

【周期表/元素記号】常温で固体の元素記号

周期表の中の元素の単体はほとんどが常温で固体です。

特に金属元素は金属結合を有しているため、非常に高い融点を持っています。

基本的には、気体・液体を取る元素を覚えて、それ以外は固体!と覚えるのが楽そうですね。

【周期表/元素記号】室温での状態が不明な元素

周期表の原子番号104以降は室温での状態が不明な元素です。

これらは全て人工元素と呼ばれ、実験室の中で少量、合成されるものです。

人工元素の物質の状態・性質はまだまだ解明できていないことが多く、不明とされています。

研究が進めばさらに新しい情報が加えられていくので、期待して待ちましょう!

さらに元素記号や周期表を勉強したいあなたへ

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ユタカです。高校時代に有機化学の面白さに魅了され、化学に目覚めました。アメリカの大学に留学し、化学専攻で卒業。日本に帰国後、東京大学大学院にて工学系修士を修了。大学院を卒業後、化学メーカーに勤務し、化学の知識を活かした仕事を楽しんでいます!
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