こんにちは。
ガンプラ大好き調香師のutahです。
みなさん、ガンプラ作ってますか?
作ったからには、カッコよく写真に撮って、みんなに見せたいですよね!?
最近のガンプラは手足の可動幅がとても広く、様々なポーズを取れます。
どんなポージングならカッコよく見えるのか?
ガンプラ大好き調香師のutahが独断と偏見でガンプラのカッコいいポージングと、ガワラ立ち、カトキ立ちについて解説します。
ガワラ立ち、カトキ立ちの以前に「棒立ち、絶対、ダメ。」
ポージングを意識せず、普通にガンプラを作って立たせると、いわゆる棒立ちになります。
こんな感じ。出ろぉぉぉ!ガンダァァァム!↓
あっれぇ?
こんな弱そうなガンダムいましたっけ?て感じ。
中学生がいやいや廊下に立たされてるみたいです。
実はこれを、ちょっとだけ工夫してあげると・・・
こんな感じ↓
ちょっと強そうじゃないですか!?
- 肩を上げる
- 前腕をやや引く
- 股を広げる
- つま先をやや外側に向ける
↑こんなことを意識してポージングしました。
ちょっとした工夫ですが、同じガンダムなのに全然印象が違いますよね。
どうせ撮るなら、カッコよくしたいものです。
ぜひコツを掴んでカッコいいガンプラ撮影をしましょう!
昭和の風格、ガワラ立ち
ガンプラのポージングには有名なものがいくつもあります。
機動戦士ガンダムのデザイナーを務めていた大河原邦男氏の設定画のように立たせることを「ガワラ立ち」と呼びます。
- 左下から見上げる斜角視点
- やや右側面からの側面視点
- 左側から右側への遠近法パース
- 顔が大きい
- 足がやや短い
- 全体的に太い
- 細かいディテールが少ない
<pixiv百科事典より>
このような特徴があり、ガワラ立ちは昭和の古き良きスーパーロボットの香りをプンプン感じる立ち方です。
元々、大河原氏はヤッターマンやガッチャマンなどのデザインも手がけており、ガワラ立ちはそれらの影響を大きく受けているのでしょう。
巨大ロボットを下から見上げているイメージのため、ガンダムの巨大さを感じさせる、ダイナミックなポージングと言えます。
その伝統あるポージングであるガワラ立ちを、平成生まれのガンダムであるシャイニングガンダムがやってみると・・・
ガワラ立ち、意外とイケますね!
正直、昭和のガンダムじゃないとこのガワラ立ちは様にならないんでしょ?と思っていたんですが、勘違いでした。
なかなか堂々としてて、凛々しい表情になりましたね。
平成の常識、カトキ立ち
平成初期のガンダム作品のデザインを手がけたカトキハジメ氏の設定画風に立たせるポージングを「カトキ立ち」と呼びます。
- 胸を張っている
- 肩幅程度に広げた両足
- 拳を握り締めている
- 肘を軽く曲げている
<pixiv百科辞典より>
大河原氏のガワラ立ちがアニメ特有の「二次元の嘘」をうまく使ってロボットを表現しているのに対して、カトキ氏のカトキ立ちは理系的アプローチが売りです。
理系のutahが心惹かれるのも、リアルロボット路線のカトキ氏だからかもしれませんね。
モビルスーツを機械と捉え、内部フレームの構造から全体のデザインを考えてカトキ立ちが生まれたそうです。
細身のデザインを好むのもカトキ氏の特徴ですね。
また、ガンダムを上から見下ろした視点の描写が多く、「ガンダム=ガンプラ」のイメージを抱かせるポージングですね。
で、カトキ立ちさせたシャイニングガンダムがこれだっ!
おおー、細身ながら力強さを最大限に表したカトキ立ちですね。
カトキ立ちはまさにリアルロボットの極み、と言えるでしょう。
なんども言いますが、僕はこのカトキ立ちのポージングが最も好きです。
【番外編】平成の新常識、SEED立ち
SEED立ちは、平成ガンダムの代表格、ガンダムSEEDのオープニング映像っぽいポーズです。
シールドとビームライフルが必須なので、ガンダムさんにお出ましいただきました。
- 右手に構えたライフルを真横にかまえる
- 左手のシールドは後ろに引く
- 右足を真っ直ぐ伸ばす
- 左足を曲げる
- 体全体が「く」の字になるように曲げる
SEED立ちには、こんな特徴があります。
ライフルとシールドが装備されるモビルスーツであれば、一度はSEED立ちをお試しあれ。
このポージングは本体を空中に固定しなければいけないので、アクションベースのような台座は必須です。
アクションベースはこちらでレビューしています。
ガワラ立ち、カトキ立ち論争のまとめ
ガンプラのポージングは奥が深いですね。
- スーパーロボット系の力強さなら「ガワラ立ち」
- リアルロボットの凛々しさなら「カトキ立ち」
- 今風にしたいなら「SEED立ち」
といった感じでしょうか。
正解があるわけではないので、お気に入りのガンプラそれぞれに、素敵なポージングを決めてあげましょう!
以上、ガンプラ大好き調香師のutahでした。