この記事ではブルーディスティニー2号機の機体解説と、HGUCガンプラ「ブルーディスティニー2号機”EXAM”」のパッケージやランナーをレビューしています。
【ガンプラレビュー】HGUCブルーデスティニー2号機の機体解説
RX-79BD-2ブルーディスティニー2号機は、クルスト・モーゼス博士が開発した3番目の「EXAMシステム」搭載機である。
頭部を含めて素体にRX-79 [G]陸戦型ガンダムを使用している点などが1号機との大きな違いと言える。
また、ビーム・ライフルを標準装備するほか、ランドセルも重力下用と空間用の2種類が用意され、より高い運用性を獲得。
しかし、ジオン公国軍に奪取され、ニムバス・シュターゼン大尉の乗機となった。
<パッケージより>
セガサターンの3Dシューティングゲーム「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場したガンダムの2号機です。
青い塗装が多いのが特徴の機体ですが、これにはゲーム開発当時(1996年)の大人の事情がありました。
セガサターンのポリゴン処理速度には限界があったため、機体各部が異なる色の機体だと、色違いパーツが重なる部分が不自然に描画されてしまい、修正に膨大な時間がかかったそうです。
そのため、全身統一されたカラーリングが好まれ、青い塗装の機体に設定されたそうです。
ニュータイプを駆逐するために開発されたEXAMシステムが搭載されていますが、1996年当時のパソコンやインターネットの普及による不安や恐怖という背景が濃厚に現れている設定だと思います。
ちなみにこの2号機は連邦軍が開発しましたがジオン軍に奪取され、パイロットの好みで肩を赤くマーキングされて運用される、という運命を辿ります。
それでは新作ガンプラの開封レビューを始めます!
【ガンプラレビュー】HGUCブルーデスティニー2号機のガンプラ開封レビュー
2017年12月発売の新作ガンプラ「HGUC208 1/144 RX-79BD-2 ブルーディスティニー2号機”EXAM”」をレビューしていきます!
【ガンプラレビュー】HGUCブルーデスティニー2号機のパッケージレビュー
↑HGUCブルーディスティニー2号機パッケージのまずは正面。
ビームサーベルを二刀流に構えたブルーディスティニー2号機です。
パイロットのニムバス・シュターゼン大尉は、前の乗機であるイフリート改の時から二刀流の戦闘スタイルを好んでおり、ブルーディスティニー2号機に乗り換えた後も二刀流スタイルを継続したのです。
両肩の赤いマーキングとEXAMシステム発動による赤いエフェクトが凶暴ですね。
この頃の作品ではガンダムが敵勢力に奪取されて運用されるという設定の作品が多かったですが、今見るとジオン軍マーキングされたガンダムって結構珍しい気がします。
↑HGUCブルーディスティニー2号機パッケージの側面。
ブルーディスティニー2号機は最新のHGシリーズだけあり、情報量が豊富です。
ポージングや各パーツの設定、登場作品の説明などが詳細に解説されています。
ちなみに、ジオン軍に奪取される前のカラーリング、マーキングを再現できるというのもこのキットの特徴となっています。
【ガンプラレビュー】HGUCブルーデスティニー2号機の説明書レビュー
↑続いてHGUCブルーディスティニー2号機の説明書です。
ブルーディスティニー2号機の説明書は7ページとHGシリーズにしてはまずまずのボリューム。
とは言え、そこまで複雑なパーツはないので、簡単に組めると思います。
【ガンプラレビュー】HGUCブルーデスティニー2号機のランナーレビュー
↑HGUCブルーディスティニー2号機のA1ランナーはイエロー、ブルー、ホワイトの多色成型パーツです。
ブルーディスティニー1号機と同様のランナーですが、色が異なりますね。
↑ブルーディスティニー2号機のB1ランナーはクリアグリーン、ブルー、ブラック、レッドの多色成型パーツです。
こちらもブルーディスティニー1号機と同様のランナーですが、色が異なりますね。
↑ブルーディスティニー2号機のB2ランナーはクリアレッド、ブルー、ブラック、レッドの多色成型パーツです。
こちらもブルーディスティニー1号機と同様のランナーですが、色が異なりますね。
↑ブルーディスティニー2号機のC1ランナーはブルーの成型色です。
こちらは陸戦ジムと共通のランナーです。
ブルーディスティニー1号機でも同様のランナーですが、色が異なりますね。
↑ブルーディスティニー2号機のC2ランナーはブルーの成型色です。
こちらも陸戦ジムと共通のランナーです。
ブルーディスティニー1号機でも同様のランナーですが、色が異なりますね。
↑ブルーディスティニー2号機のDランナーはブルーの成型色です。
こちらは一部、ブルーディスティニー1号機でも同様のランナーですが、色が異なり、シールドとビームライフルが新規で追加されています。
↑ブルーディスティニー2号機のEランナーはブラックの成型色です。
こちらも一部、ブルーディスティニー1号機でも同様のランナーですが、色が異なり、シールドとビームライフルが新規で追加されています。
↑ブルーディスティニー2号機のSB-13ランナーはクリアピンクの成型色です。
↑ブルーディスティニー2号機のポリキャップはPC-002を使用します。
特徴的なブルーの成型色になっています。
↑ブルーディスティニー2号機のシールは平均的なボリュームです。
ホイルシールとマーキングシールの両方があります。
マーキングシールはジオン軍の奪取前、奪取後の両方のパターンが用意されています。
【ガンプラレビュー】HGUCブルーデスティニー2号機の総評
2017年12月発売の新作ガンプラ「HGUC208 1/144 RX-79BD-2 ブルーディスティニー2号機”EXAM”」は初心者にオススメです。
素人のutahが組み立てて1時間ほどで完成しました。
ジオン軍奪取前、奪取後が両方再現できて、プレイバリュー高めのキットになっています。
BLUE DESTINYシリーズのガンプラが続々発売されていますので、対決シーンの再現もアツいですね!
他のブルーデスティニーシリーズがきになる!というあなたには、2017年8月発売のHGUC207 1/144 RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機”EXAM”がおすすめです。
以上、ガンプラ大好き調香師のutahでした。