ガンプラ大好き調香師のutahです。
今日は2017年8月発売の「HGUC207 1/144 RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機”EXAM”」の開封レビュー、パッケージ・ランナーのご紹介をします。
【ガンプラレビュー】HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”の機体紹介
クルスト・モーゼス博士がジオン公国からの亡命時に持ち出した、「EXAMシステム」を搭載した試作MSが、このRX-79BD-1ブルーディスティニー1号機である。RX-79[G]陸戦型ガンダムをベースに機体各所に改修が施されており、極めて高い機動性を有している。第11独立機械化混成部隊のユウ・カジマ少尉の乗機として、MS-08TX[EXAM]イフリート改と死闘を繰り広げた。
<パッケージ説明文より>
セガサターンの3Dシューティングゲーム「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場した主人公機です。
全身が青い塗装が特徴の機体ですが、これにはゲーム開発当時(1996年)の大人の事情がありました。
セガサターンのポリゴン処理速度には限界があったため、機体各部が異なる色の機体だと、色違いパーツが重なる部分が不自然に描画されてしまい、修正に膨大な時間がかかったそうです。
そのため、全身統一されたカラーリングが好まれ、全身が青い塗装の機体に設定されたそうです。
ニュータイプを駆逐するために開発されたEXAMシステムが搭載されていますが、1996年当時のパソコンやインターネットの普及による不安や恐怖という背景が濃厚に現れている設定だと思います。
それではパッケージのレビューから始めます!
【ガンプラレビュー】HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”のパッケージレビュー
↑まずは正面。
EXAM暴走時のビジュアルですね。
ビームサーベルが異様にしなっていて、凶悪さが溢れています(笑)
↑側面。アクションポーズや、設定について書かれています。
【ガンプラレビュー】HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”の説明書レビュー
↑続いて説明書です。
武器数も標準的で、パーツ数もそこまで多くないので、初心者にオススメのキットです。
英語の表記があったり、パーツの切り方のオススメがあったりと、丁寧な説明が多いです。
【ガンプラレビュー】HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”のランナーレビュー
続いて各パーツをランナーごとに紹介します。
↑A1ランナーです。
脚部のライトブルーのパーツ、頭部のクリアレッド、クリアグリーンのパーツが主に構成されています。
↑A2ランナーは頭部、胸部のブルーのパーツがメインです。
↑B1ランナーはブルー(腰部、脚部)、ライトブルー(脚部、腕部)、グレー(胸部)、レッド(頭部)で構成されています。
↑B2ランナーはB1の一部と同様のパーツ構成になっています。
↑C1ランナーはグレーのパーツで、内部構造や武器、手などで構成されています。
ちなみにランナーには「陸戦型ジム」と書いてあり、共有パーツであることがわかります。
ブルーディスティニーは陸戦型ガンダムを改修した機体ですし、陸戦型ガンダムと陸戦型ジムは共通のボディですので、ランナーが流用されているのは納得です。
ただし、このキットでは14、15、17は使用しません。
↑C2ランナーもグレーのパーツで、内部構造の構成パーツです。
こちらも陸戦型ジムのランナーの流用です。
↑Dランナーはシールドや腕部のライトブルーのパーツで構成されています。
↑Eランナーはブルーディスティニーオリジナルの内部構造パーツや握り手などで構成されています。
↑SBランナーはHGシリーズ共通のビームサーベルですね。
柔らかい素材でできているのでしなります。
↑ポリキャップも共通のものです。
1、2は使用しません。
↑シール1はモノアイやカメラ、ダクト内に貼るシールで構成されています。
頭部の構成によって使用しないシールがあるのでご注意ください。
↑シール2は肩とシールドのマーキングに使用します。
書体や大きさによって2パターン用意されているので、お好みで貼ってみてはいかがでしょうか。
【ガンプラレビュー】HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”のまとめ
2017年8月発売のHGUC207 1/144 RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機”EXAM”はまずまずのパーツボリュームですが、初心者でも組み立てやすいキットです。
1年戦争物の外伝作品なので、立体化される機会がなかなかない機体ですので、この機会に手に入れてみてはいかがでしょうか?
完成品のビジュアルをご覧になりたい方は、引き続き、HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”の素組みレビューも併せてご覧いただければ幸いです。
以上、ガンプラ大好き調香師のutahでした。
併せて読みたい↓