今日は「ガンプラコレクション 1/288 MSM-03 ゴッグ」をレビューします。
ゴッグの機体解説
ツィマッド社が開発した、卵型のフォルムに矢印状のモノアイカバーが特徴的な、水陸両用重MS。水陸両用MSとして初めて量産化された機体である。機外の水を冷却剤として用いることで高出力のジェネレーターが搭載可能となり、ジオン公国軍の量産型MSとしては初めてメガ粒子砲を装備した機体となった。
<wikipediaより引用>
ゴッグは、1年戦争で活躍した、ジオン公国軍初の量産型水陸両用MSです。
形式番号はMSM-03。
水圧に耐えるため装甲が分厚くなっており、ガンダムと激闘を演じました。
ガンプラコレクションについて
1980年代に発売された初期のガンプラのスケールを半分にして、1/288サイズで再販されたもの。
関節やプロポーション、印刷物などは当時のキットの雰囲気を完全に再現しています。
僕が子供の頃に作っていたガンプラは多色成形が当たり前だったので、単色のランナー、パーツ数の少なさは衝撃的です。
ゴッグのパッケージ
↑80年代当時のパッケージの雰囲気がリアルに再現されています。
当時のパッケージにはパイロットも一緒に描かれることが多かったようです。
そして「このキットにラサ曹長はついていません。」という説明付きです。
当時、問い合わせが多かったんですかね。
↑バンダイのロゴも現在と違いますし、「ベストメカコレクション」というシリーズ名が記載されています。
このキットが発売された当時はまだガンダムの認知度が低かったため、バンダイのプラモデルはガンダム以外のアニメも含むロボットにプラモデルとして「ベストメカコレクション」というシリーズで販売されていたのです。
メカ、という響きがなんとも昭和レトロな感じです。
↑側面には完成図(塗装済み)の絵が並んでいます。
ちなみに、1/144のパッケージそのままなので、ガンプラコレクションとして復刻されたこのキットでは可動しない部分や存在しない機能が描かれていることもあるので要注意です!
後ほどご紹介しますが、このキットでは腕はこんなギミックができません・・・
↑同時期に発売されたキットが並んでいます。
ガンキャノン、ジム、ガンダム、ズゴック、グフ、量産型ザクなどの機動戦士ガンダムの初期に出てきた機体たちですね。
↑パッケージには1/144と書いてありますが実際には1/288スケールです。
通常の1/144パッケージと比べると大きさの差は歴然!
ガンダムに速攻でやられてしまいそうです(笑)
ゴッグの説明書
↑圧倒的なパーツの少なさです!
数えてみたら18個しかありませんでした。
また、単色のランナーなので、塗装しないと何のプラモなのかさっぱり分かりません(笑)
当時の説明書にはランナー図に必ず塗料の色指定がされているのが当たり前でした。
ゴッグの製作条件
さすがに素組みでは見るに耐えないので、ガンプラマーカーで塗装しました。
サイズが小さいので、大変でした…。
今回はガンプラマーカーを使用して塗装しました。
- ボディ: GM22 ガンメタリック (ベーシックセットGMS-105)
- バックパック: GM39 ジオングレー(ジオン軍セット)
- メガ粒子砲、スラスター: GM46 ガンダムレッド(先細タイプセット)
- モノアイ: GM50 ガンダム蛍光ピンク(先細タイプセット)
- モノアイ付近: GM48 ガンダムブラック(先細タイプセット)
ゴッグのレビュー
↑1/144HGUCガンダムと並べました。
1/288というだけあって、とにかく小さい!
↑前後左右上下から6枚。
卵型の巨体が何とも言えない味を醸し出しています。
↑腕の可動範囲はとても狭いです。
前後左右にちょっとずつ動きますが、手のひらの向きは固定されています。
↑脚の可動範囲は腕に比べると大きいです。
股を割ることができます。
超ガニ股になりますけどね(笑)
↑武装は中央に装備されたメガ粒子砲2門とその外側に配置された魚雷2門です。
↑可動範囲が狭いので大したアクションを取らせることができません(汗)
ゴッグの総評
話のタネになればと思い、組んでみましたが…意外と塗装すればそれなりの見栄えになりますね。
80年代当時の気分をお手軽に味わうことができます。
通常のガンプラと比べて圧倒的に小さいので、飾る場所も節約できて良いかもしれませんね。
並べて飾ると結構壮観ですよ!
以上、ガンプラ好きの調香師utahでした。