ガンプラレビューブログ”Everyday Gundam”管理人でガンプラ初心者の味方、utahです。
「機動戦士Zガンダム」といえば、バリエーション豊かなモビルスーツの戦闘が目玉ですよね。
Zガンダムをはじめとする可変機が戦場の花形でした。
でも、そんな可変機の活躍をさせたのが量産型MSたちです。
この記事では地味ながらもグリプス戦役を彩った量産機のHGUCガンプラをまとめてみました。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】エゥーゴの量産機
まずは半地球連邦軍のエゥーゴに所属する量産機のガンプラからレビューしていきましょう!
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ジムⅡ RGM-79R
1年戦争の地球連邦軍の名量産機であるジムの後継機に当たるのがジムIIです。
エゥーゴ、ティターンズ、地球連邦軍に関わらず、グリプス戦役で幅広く運用された量産機です。
見た目はそこまでジムと変化ないのですが、HGUCキットとしては関節の可動域が増えたり、付属するマーキングシールの種類が増えたりと、改良点が結構あります。
また、ZZに登場する後継機ジムIIIとの共通パーツもあり、ジム系のその後の系譜を案じることができるガンプラでもあります。
エゥーゴカラーのジムIIはプレミアムバンダイ限定で発売されています。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】リック・ディアス RMS-099
エゥーゴ初の量産機といえばリックディアスでしょう。
ジオン軍と連邦軍の両方の技術が活用された量産型MSです。
ドム系の頭部デザインが特徴的ですね。
後述するハイザックがザクとジムのツギハギっぽいのとは対照的ですね。
クワトロバジーナ専用機は赤く塗装されていますが、それ以外の量産機はとても地味なグレーで塗装されています。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ネモ MSA-003
グリプス戦役時に既に老朽化していたジムIIに変わってエゥーゴが採用した量産機がネモです。
元々はアナハイムエレクトロニクス社で開発されていたマラサイを採用するはずでしたが、政治的取引によってマラサイがティターンズに採用されてしまったため、急遽開発されたという曰くつきの量産型MSです。
開発の経緯はきな臭いですが、ムーバブルフレームを採用したり、外装は1年戦争末期の名量産機ジムスナイパーIIを参考にしているため、非常にバランスが良く総合力の高い量産機になりました。
製造コストの高いリックディアスと、性能が低いジムIIに変わって、エゥーゴの主力を担った量産機です。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】カラバの量産機
エゥーゴの地球における組織がカラバです。
基本的にはエゥーゴと同じ量産型MSを運用していますが、一部陸戦に特化したMSも存在しました。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ディジェ MSK-008
カラバにおいてリックディアスやネモの設計データをもとに短期間で開発されたカラバ専用の量産型MSがディジェです。
もとジオン軍系の技術者が設計に関わっており、デザインがゲルググに似ているのが特徴です。
実質的にアムロの専用機のように運用されていましたが、その後量産された設定があります。
最近のZガンダム系のガンプラがHGUCでリバイバルされる流れに乗って2018年12月にHGUCガンプラとして発売されます!
HGUC 機動戦士Zガンダム ディジェ 1/144スケール 色分け済みプラモデル
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ティターンズの量産機
ティターンズといえば可変機のイメージが強いですが、非可変の量産型MSも多数活躍しています。
続いてはそんなティターンズの量産機のガンプラをレビューします!
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ハイザック RMS-106
「機動戦士Zガンダム」のオープニングで印象的なハイザックです。
1年戦争終結後に連邦軍とジオン軍の技術者が共同で開発した次世代の量産機です。
ザク系統の武装であるザクマシンガンやヒートホーク、ショルダーアーマなどと、連邦軍系のビームライフル、ビームサーベルの両方が使用できるのが特徴です。
ハイザックのHGUCガンプラはかなり古く、関節の可動範囲などは最近のものとは比べるのもためらわれる出来ですが、組み立てやすさはピカイチですよ!
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】マラサイ RMS-108
アナハイムエレクトロニクス社で設計され、本来はジムIIの代わりになるべくエゥーゴに納入する予定だった量産機がマラサイです。
その後、アナハイムエレクトロニクス社の政治的取引によりティターンズに納入されることになりました。
ムーバブルフレームを内蔵し、ジオン系の系譜を引き継いだ、第二世代MSの傑作量産機といえます。
アーマーのデザインが武士の甲冑のようでかなりかっこよく仕上がっていると思います。
HGUC 1/144 RMS-108 マラサイ (機動戦士Zガンダム)
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】バーザム RMS-154
グリプス戦役末期にガンダムMk-IIのデータを生かして開発されたティターンズの量産機がバーザムです。
装備はビームサーベルやビームライフルと標準的ですが、メンテナンスのしやすさから、現場の整備兵には人気があった量産型MSです。
2018年にHGUCガンプラで立体化されたばかりで、比較的新しいキットです。
最新フォーマットにより関節の可動域は群を抜いて高いです。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】バイアラン RX-160
量産型MSというよりは試作機のような位置付けですが、ティターンズのMSでバイアランは外せないでしょう。
可変機に対抗するため、人型でも大気圏内で飛行できるように設計されています。
大型のスラスターが各部に配置されており大推力を得る一方、一部装甲を犠牲にしているデメリットもあり、一長一短なMSです。
が、パイロットのジェリドの技術もあり、Zガンダムとも互角の戦いを繰り広げました。
これまた2018年にリファインされてHGUCでキット化されています。
色分けが秀逸で、関節の可動域も広い良キットです。
HGUC 機動戦士Zガンダム バイアラン 1/144スケール 色分け済みプラモデル
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ジムクウェル
0083の最終話のエンディングシーンで少しだけ映ったのが「ジムクゥエル」です。
デラーズ紛争後に結成されたティターンズの主力量産機です。
ティターンズカラーのダークブルーに塗装されており、バイザーはクリアオレンジ、とかなり高圧的な印象です。
また、後のAOZ(Advance of Zeta)シリーズにつながる機体で、ヘイズル系との共通パーツもちらほら見え隠れしています。
たとえば、ビームサーベルの独特のソフトタッチな握り手は特徴的です。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】地球連邦軍の量産機
エゥーゴとティターンズに挟まれてあまり目立ちませんが、地球連邦軍も独自に量産型MSを開発しています。
1年戦争時のジオン軍や連邦軍の流れを汲んだ量産機が多いですね。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ガルバルディβ RMS-117(MS-17B)
ジオン軍のペズン計画で設計されていた、ゲルググの発展型「ガルバルディα」を戦後にさらに改修して連邦軍の量産機として登録されたのがガルバルディβです。
スリムになっていますが、ゲルググの面影はありますね。
ライラミラライラが登場し、カミーユを苦しめたのが印象的です。
ガルバルディβのHGUCガンプラは2018年にリファインされて立体化したばかりで、最新のフォーマットによる広い可動域と秀逸な色分けで素組みでリアルな仕上がりになるので初心者にもオススメのガンプラです。
HGUC 機動戦士Zガンダム ガルバルディβ 1/144スケール 色分け済みプラモデル
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】ハイザック RMS-106
ティターンズではザクと同様のグリーンに機体色のハイザックが採用されていますが、連邦軍ではブルーのカラーリングのハイザックが運用されています。
どちらかというとブルーの方がティターンズらしいカラーリングだと思うのは自分だけでしょうか・・・。
ランナー後衛は全く一緒で、色違いのキットが発売されていますので、両方揃えて並べてみるのも面白いかもです。
HGUC 1/144 RMS-106 ハイザック (連邦軍カラー) (機動戦士Zガンダム)
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】アクトザク
ジオン軍が1年戦争末期にペズン計画にて開発していた、ザク系統MSの最高峰カスタム機がアクトザクです。
ザク系統のくせにビーム兵器が使えたという、当時の最新鋭機でした。
Zガンダムの時代にはやや老朽化していたことは否めませんが、時々画面の端っこの方でひっそりと映っているのが確認できます。
特徴的なブルーのカラーリングですが、プレミアムバンダイ限定で発売されています。
HG THE ORIGINのフォーマットでキット化されているので、肩や脚部が柔軟に可動するのが特徴的です。
【ガンプラレビューまとめ(HG一覧)】Zガンダムに登場する量産機のHGUCガンプラのまとめ
各軍それぞれ特徴的な量産機が入り乱れていますね!
どれもジオン軍、連邦軍の技術が流入していて、どれが敵味方か、一見わからないのがグリプス戦役の特徴ですね。
量産機だけに大量に並べて混沌とした戦場の雰囲気を再現してみませんか?
以上、ガンプラレビューブログ”Everyday Gundam”管理人でガンプラ初心者の味方、utahでした。